ETC

ETCを利用する

 

世のなかには、登場したはじめは新規な技術な思われて、ちょっと違和感があったものが少しずつ慣れてきて、日常生活の一部にきちんと嵌まり込んでしまうものもあります。

 

ETCも、そのような人々の暮らしの利便性を高めてくれる新しい技術の一つです。ETCの利用が開始されたのは、2001年のことでした。

 

新しいシステムが開始されたばかりの頃は、それらがどのように我々の生活に関わってくるのかなどわからないことが多々あり興味はあるけれど、しばらく様子を見ようと言う人も多いと思います。

 

そのうち、どうしても世の中に受け入れられず、いつまにか消えて行ってしまったというものもたくさんあります。しかし、経済的理由から、生活上の便利さから、世の中に徐々に普及していくものもあります。自動車の有料道路料金自動支払いシステムのETCも、そのなかのひとつではないでしょうか。

 

情報は少しずつ国民のもとに浸透していきます。当初は「なんでも、高速の料金所をノンストップで通れるらしい」とか、料金所で料金の支払いが面倒だと思っておられた方は、とくに魅力的に思えたことでしょう。

 

そういう人がまず、先頭になってETCを自分の車に取り付けてみます。そして、実際にどうやって高速料金が計算されるのか、支払いはどうなったのか、と自分で初めて体験します。その体験を自慢も含めて、友人・知人に広めます。

 

こういう小さな積み重ねが、広く社会に浸透すると、誰もがETCを取り付けるのが常識のように思えてきます。サービス開始から10年が経ち、2014年にもなるとその利用率は全国の高速道路で平均90%程度にもなりました。

 

それでもまだ、ETCを利用していない方、新しく免許を取得された方、あるいはもう少しETCを上手に利用するために何が必要なのか知りたい方のために思いつくことをお話したいと思います。

 

 

ETCカード

まず、高速道路でETCを使うには、ETCカードとETC車載器が必要になります。ETCカードはカード会社へ申し込み、発行してもらいます。カーディーラーなどでも手続きしてもらえます。

 

ETCカードには、ETCで高速道路を通行したときの料金支払いにのみ使うETC専用カードと、それにクレジット機能も兼ね備えたETCクレジット一体型カードがあります。

 

ETC専用カードは、ショッピングや携帯料金の支払いなどには使えません。ここで誤解する人がいるのですが、クレジットカードのほかにETC専用カードがある、と思うことです。

 

ETC専用カードといっても、必ず親カードとなるクレジットカードが必要になるので、クレジットカードとETC専用カードの2枚を持たなければならないということです。

 

つまり、ETC専用カードでもETCクレジット一体型カードでも、クレジットカードを持たなければならないことに変わりはなく、カードの管理には注意を払わなくてはいけません。

 

ちなみにETCマイレージサービスに申し込むことによって、ETCカードにポイントが貯まっていきます。これが、ETCを普及させた大きな要因になっているのは間違いありません。

 

そして、ETC車載器というのは、車に搭載してその中にETCカードを挿入して使用する機械です。カー用品店やカーディーラー、インターネットでも販売されています。

 

ETCのスタート時期にはカー用品店で取り付けてもらった人が多かったでしょうが、いまでは、新車で購入するときにディーラーに取り付けてもらうか、新車そのものに当初から搭載されている場合が多いでしょう。

 

しかし、ETCカードとETC車載器を用意するだけでは実際には、まだETCは使えません。ETCを搭載する車の情報を車載器に登録する作業が必要なのです。これをセットアップといいますが、ディーラーやカー用品店がしてくれます。

 

セットアップが完了してETCを利用して高速道路が走れるようになります。ETCを利用するのなら、マイレージサービスにも必ず申し込んでおきましょう。

 

このサービスの申し込みには持っているETCカードを登録することが必要で、あらためてマイレージカードが発行されるわけではありません。

 

ETCカードに対してマイレージIDが発行され、そこにポイントが貯まっていきます。このサービスは利用料がかかりません。高速道路を利用する機会ごとにポイントが貯まって、高速料金の支払い時に還元できます。ETCのシステムやマイレージを理解して、お得に高速道路を利用しましょう。